レポート

「ご支援いただいている皆さんへ」

T.Oさん

「9月に日本に来て」

  •  私は日本へ平成21年9月に来ました。 私は初め日本の生活に適応できなかったので、退屈だった。中国の学校生活はここと全て同じではない。最初は日本語を難しいと感じた。日本語学校へ行くつもりだったけど、高校卒業の証明書をもらってないので、入学式に間に合わなかった。来年はそれがもらえると思う。来年は日本語学校に入れると思う。ここへは母が友人から「てらこや塾」の事を聞いてきた。ここで日本語の勉強が始まった。市橋先生はいい先生です。
  •  日本語はそんなに難しくないと思った。ちょっとした趣味と感じた。市橋先生にすごく感謝しています。これからももっと勉強をがんばりたいと思います。

平成21年12月18日  訳:Tさん

Tさん

「てらこや塾の1年半」

  •  私は日本へ来る前は中国の長春という所でおじいさん、おばあさんと一緒に住んでいた。なぜかと言うと両親は私が小学校1年の時に日本へ仕事にいったからです。
  •  それから、何年か経って、私は中学校3年生の時に、親が日本へ来るように言ったから、おじいさんやおばあさんや友達と別れるのが辛かった。泣きながら日本へ来た。
  •  日本へ来たのは初めてじゃないから、そんなに日本の生活にびっくりはしなかった。小俣中学校に転向した時には、日本語は全然喋れなかった。先生たちと皆と英語で話しをした。授業は日本語なので、まったく分からなかったけど、じっと黙って静かに聞いていた。
  •  市役所から先生が来てくれて、日本語を週2回教えてくれた。だんだん分かるようになった。でも普段は友達と英語で喋りました。友達もだんだん増えてきた。 遊びに行ったり、カラオケに行ったりもした。 
  •  お母さんの知り合いを通して慶蔵院へ相談に行ったら、こちらで日本語を教えるからと言ってくれた。高校の面接の練習も教えてもらいました。そのおかげで高校へ入る事が決まった。私が日本の大学に入りたいと言ったら、慶蔵院がいろいろな先生を探してくれて、私の日本語の勉強の応援をしてくれた。
  •  高校に入ってからも週三回勉強しに通っている。文法については苦手なので、佐々木先生が教科書を使って、厳しく、優しく、丁寧に教えてくれます。内容は難しいけど一生懸命教えてくれるので、私も頑張っています。河井先生は話し方や文法を教えてくれます。いつもお菓子などを持って来てくれて、楽しい会話が出来るので待ち遠しい授業です。お寺の前島先生は書道や漢字の勉強一緒にしてくれました。前島先生はユーモアがあってとても愉快な先生です。
  •  お寺の勉強を始めてもう1年半になるけれど、先生たちが熱心に教えてくれるので、私も休まずに、雨の日も、風の日も通っています。今年は、日本語能力試験のため一生懸命勉強して、今は結果を待っているところです。これからも続けていきたいと思います。
  •  まったく日本語が分からなかったのに今は高校の授業を聞いて分かるようになったし、友達とも自由に日本語で会話できるようになった。これはみんな寺子屋塾の先生たちのおかげだと思います。 とても感謝しています。これから大学の受験に向かって頑張りたいと思います。

Hさん

  •  わたしは、去年の7月30日に日本へ来ました。最初は、日本語がぜんぜんわかりませんでした。お寺で9月4日から日本語の勉強を始めました。学校で日本語がわからなくて、さびしくてかなしかったです。
  •  今年の1月から3月まで、月・火・水・木・金曜日は、朝からお寺で勉強をして、昼から学校で勉強をしていました。
  •  日本語がだんだん上手になりました。学校でいっぱいおともだちをつくって、学校が楽しくなりました。
  •  今は、お寺で火・木・土曜日に勉強をしています。お寺の勉強は楽しいです。
  • わたしは、大人になったら日本語の先生になりたいです。いっぱい外国のこどもたちをたすけます。

平成21年11月14日

Kさん


 Kちゃんが感謝を込めて作った作品(上の写真)の作文です。

 <作品の右上の文です>

みなさんへ
みなさん ありがとうございます。わたしの名前はKです。去年日本にきました。
そして「てらこや塾」で2月から日本語の勉強をしています。すごく楽しいです。キャッチボールを練習して上手になりました。そして彫刻を練習しました。大きい仏さまを作りました。 ちょっとむずかしかった。だけどがんばりました。いろいろ練習しました。
お寺大好き。先生すごくやさしい。日本語はすごくむずかしいです。
だけど ときどきおもしろいです。

 <作品の左下の文です>

カタカナがおもしろいです。「シ」がスマイルの顔に見えました。「ツ」「ネ」がネコの鼻に見えました。もっともっと日本語が上手になりたいです。そして数珠になったら、中国の」人が日本イ来たとき、教えたいです。これからもがんばります。

Sさん

  •  ぼくは、小俣中学校1年生のSです。去年の5月16日に、日本で勉強するために来ました。
  •  小学生の時は、7月から小学校で週2回、12月から慶蔵院で週2回日本語を勉強していました。中学生になってからは、慶蔵院で週4回勉強しています。日本語と英語と数学を勉強しています。日本語の授業では、中級の日本語を習っています。今は映画の意味もだいたいわかるようになりました。来年に日本語能力試験の2級を取るためにがんばっています。英語と数学の授業では、通信教育を使って習っています。
  •  ぼくは、学校の友達と同じくらい上手に日本語を話せるようになりたいです。お母さんとお父さんの通訳ができるようになりたいです。ぼくは、小さい時からコンピューターが大好きでした。ですから、将来は日本の大学に行ってコンピューターに関しての勉強がしたいです。
  •  ぼくが慶蔵院で勉強する事ができるのは、支援をしてくださっている方々のおかげだと思います。ぼくはとても感謝しております。ありがとうございます。ぼくはこれからもがんばりたいと思います。

ご支援いただいている皆さんへ